タウンハウス再生研究会は、神戸市・名谷エリアなどにある希少で価値の高いタウンハウスや団地の、健全な維持・改善・活用をめざして設立された非営利団体です。住宅政策研究者や住宅・まちづくりの専門家が中心となり、活動を進めている団体です。
1990年前後に公団や神戸市公社によって建設された魅力的なタウンハウスが、転売の難しさから空き家となり、やがて解体されてしまう状況は、大きな損失であり、極めて惜しいことです。
そこで、転売を困難にしていた既存住宅ローンの制限条件を、金融機関の協力により見直し、低金利で満額融資を受けられるように改善しました。これにより、新たに購入・入居を希望するご家族が、現オーナーから土地・建物を直接購入できるようになりました。
敷地は専有面積100㎡以上で、庭とガレージを備えた戸建て住宅です。隣家との外壁は近接していますが、建物自体は独立した一戸建てとなっています。東西方向の敷地幅はコンパクトでありながら、その分南北方向にゆとりを持たせることで、庭やガレージを広く確保した、効率的で優れた計画の住まいです。構造は頑丈な木造(2×4工法)または鉄骨造の2階建てで、床面積は約100㎡以上。4つの寝室に加え、居間、食堂・台所、浴室などの水まわり、玄関を備えた機能的な間取りとなっています。
購入前には、銀行ローンの借入可能額と、金利タイプ(変動か固定か)をあらかじめ確定しておきます。土地・建物の購入後は、信頼できる設計者をご紹介し、改築プランの設計を進めていきます。おすすめは、現代的な大空間のLDKと対面キッチンを組み合わせたスタイルで、基本プランは4LDKの間取りです。設計完了後には、信頼できる施工者をご紹介します。工事中は、設計者が住まい手の立場に立って工事監理を行います。
改築後の建物は、的確な設計監理と丁寧な施工により、新築と同等の安全性・耐久性を確保することができます。
内外装のデザインは、適切な改善計画にもとづいて設計することで、現状よりも美しく、より魅力的なものに生まれ変わります。街並みの景観向上に貢献するとともに、住まいとしての価値も高まり、転勤などで売却する際にも、見合った価格での転売が期待できます。
なお、新しいご家族が購入とリフォームに必要とする実費は、おおむね2,000〜3,000万円程度で、それ以外の費用は基本的に発生しません。
以上のような方法でタウンハウスを再生できないか、皆さんのご意見を伺いたいと思います。

1件当たりの概算実費は、以下の通りです。土地・建物購入費、改築設計監理費工事費:700〜1,700万円(工事内容に応じて柔軟に調整可能)、タウンハウス再生支援組織事務費(職員人件費、事務所費、研究費、設計者教育費、広報費等)となります。これらを合計すると、総額実費は約2,000〜3,000万円となります。
銀行ローンを年利1.475%(変動金利)で2,000万円借り入れ、返済期間を35年とした場合、毎月の返済額は約7万2千円となります(ボーナス返済なし)。固定金利の場合は、年利4.1%(35年満期)で毎月の返済額は約11万6千円となります。
